月夜にワイン

wineid.exblog.jp

<南アフリカワイン旅行記>本日は南アフリカも祝日なり!

b0016474_01124817.jpg

ステレンボッシュから車で30分ほど走り、ケープタウンに行きました!
港を中心に栄えたとてもにぎやかな街で、モールや飲食店街、オフィスビルが立ち並ぶ大都会。
港町にはたくさんの人がいて、ワイナリーのあるエリアとはまた違った活気があります。

b0016474_01180204.jpg

街中にはネルソン・マンデラ元大統領の肖像や壁画が点在していました。
このケープタウンの港から、マンデラ元大統領が18年間収容されていたロベン島へ向かうことができます。
島全体が世界遺産に登録されているロベン島は人気の観光スポットだそうです。
今回は行かなかったので、次回は必ず行きたいな!

b0016474_01172338.jpg

ストリートミュージシャンの後ろにもマンデラ元大統領の像が。

=====
今日は3月21日。日本は春分の日で祝日ですが、なんと南アフリカも今日祝日なのです。
年間12日だったかな・・・?少ない祝日が日本と重なっているなんておもしろいですね。
なんの祝日か聞いてみると、今日は「人権の日」だそう。
1960年に起きた「シャープビル虐殺事件」の犠牲者を悼むために制定されています。
国内に住む18歳以上の黒人に身分証携帯を義務化させ白人との隔離制作を行ったパス法への抗議集会で警察隊が発砲し、多くの死者を出した事件です。
アパルトヘイト関連法のひとつですね。
祝日についてネットで検索して、初めて知りました。


b0016474_01250795.jpg

南アフリカに来るにあたり、なんとなく調べてみたアパルトヘイト。
白人と非白人を分離する政策の中で、日本人は「名誉白人」として優遇されていたという記事を読みました。
レストランなどを白人と同様に使えるもので、これには南アフリカにとって日本が重要な貿易国だったという背景があったそうです。
全く知らなかった。衝撃でした。
アパルトヘイトについて「なんてひどい政策だ」としか思っていなかったけれど、日本がそこに加担していた事実を知ったからです。
その時代にはその時代の正義があったのだろうけれど、全体主義に飲み込まれていく政治はまるっきり今と変わらない。
なんと言ったらいいのか・・・・。

b0016474_01234318.jpg

ケープタウンの象徴、テーブルマウンテン。
頂上がテーブルのように平らなことから名付けられたそうです。
ガイドの方が言っていた、
「どんな歴史も静かに見守ってきたテーブルマウンテンは、国民にとって母のような存在なのです」という言葉が印象的でした。

=====
なんとなくぱっとしない気持ちでホテルに帰ると、見慣れた顔ぶれが「おかえり!今日はどうだった?」と笑顔で迎えてくれました。
日本人であることが彼らにどう映っているのかは分かりません。
でも、「今日はケープタウンに行ったよ!疲れたー!」と言葉を交わしながら、
南アフリカの人たちが、そして南アフリカという国が持っているただならぬ”何か”をもっと知りたいと思い始めています。

「アパルトヘイトが撤廃されたのが90年代初めだもん。これからだよ。」
と、仲良くなったワイナリーのスタッフが話していました。本当に、つい最近の出来事なんだよな。

=====
ハンナアーレントの「悪の凡庸さ」という言葉を改めて心に刻みながら、考えることをやめない自分でいたいと思う日です。

また真面目なことを書いてしまった・・・誰か読んでますか?笑


# by wineID | 2019-03-22 01:01 | 日常のあれこれ

<南アフリカワイン旅行記>収穫真っ只中のステレンボッシュ。

b0016474_15310747.jpg
収穫期のワイナリーの朝は早い。
まだ暗く肌寒い朝5時。葡萄畑にはトラクターの音だけが聞こえている。
ガタガタ道を登ってくるその音が、長い1日のはじまりを知らせる合図になる。

=====
今年は収穫直前に涼しい日が続き、葡萄の糖度が思うように上がらなかったらしい。
本来なら終わっているはずの収穫もちょっとずれ込んでいる。
こればっかりは天候次第と分かって入るものの、葡萄畑の管理をするスタッフさんたちはちょっとピリピリモード。
山梨の葡萄畑で作業するあの人の顔がなんとなく浮かんで、しばし想いをはせる。
モノのはじまりが見えにくい時代だからこそ、売り手はこういう”現場の温度感”を大事にしなければいけないなぁ。

b0016474_15395331.jpg

「南アフリカは1日の中に四季がある」と教えてくれたひとがいた。
その言葉通り、日中は汗がダラダラ流れるほど暑く、夕方には強風が葉っぱを散らし、夜は冷え込む。
人間にとっては忙しい気候だけれど、この寒暖の差は葡萄には天国で、良質な葡萄を作るのに欠かせない条件でもある。

b0016474_20012395.jpg
この日の収穫はメルロー。ぷりっぷり!の果肉をちょっといただくと、心地よい甘さが嬉しい。
畑や葡萄の質、目指すワインの味わいによって機械収穫と手摘み収穫とわけて行われている。
手摘み収穫には、多いときには数十名の季節労働者たちが参加している。
この光景がなんともエネルギッシュ!

聞き慣れないアフリカーンスという言葉が飛び交い、陽気な音楽に合わせて歌う人々の間に、ぽつんと1人いる日本人の私。
名前なんていうの?と聞かれるのでその度に自分の名前を伝えるけれど、
聞き取るのと発音が難しいらしく、その後一度も名前を呼ばれたことはなかった。
客観的に見るとなんだかおかしいな、と笑ってしまう。我ながら、なかなかおもしろい人生。
b0016474_20075399.jpg
収穫された葡萄はすぐさま醸造所へ。
ASARAはブドウ畑と醸造所が同じ敷地内にあり、収穫後すぐに醸造できるのが大きな利点のひとつ。
ここからは、セラーで働く醸造チームにバトンタッチされる。

b0016474_20205047.jpg
1日が終わるのはだいたい夕方4時〜5時ころ。
山の向こうに沈んでいく夕日をぼーっと眺めながら、みんなで乾杯する時間。
なんともないことをグダグダ話しながら、「じゃあまた明日」と終わる1日にシンプルな幸せを感じる。

# by wineID | 2019-03-20 14:18

<南アフリカワイン旅行記>日本から南アフリカへ!

ワインの勉強のため、南アフリカにやってきました!
日本を出発し、ドバイを経由してケープタウンへ向かいます。およそ26時間。遠い・・・。
初めてエミレーツ航空を利用しましたが、快適すぎてくせになりそう。
日本からドバイまでは日本人でごった返す機内。
隣合わせたのはセネガルの遺跡巡りツアーに参加するという日本人の奥様。
70歳くらいの方かな?
「これでアフリカ大陸で行ける国は全制覇だわ。」とおっしゃっていて、
スタンプラリー感覚で旅するフットワークの軽さに羨望の眼差し。かっこいい。
ドバイで奥様と別れ、ここからは一人旅のはじまり。

======
トランジットで利用したドバイからケープタウン行きの飛行機には日本人は私だけ。
「いよいよだ。」とちょっと緊張。

緊張感を和らげるためにさぶちゃん。

b0016474_03083023.jpg

おうおう、がんばれよぅ!って言ってくれてる。(←言ってない)

======
ドバイからは10時間ほどでケープタウンに到着します。隣り合わせたマダムはドイツからの旅行客。
バカンスで度々南アフリカに来るらしく、「楽しい時間が待っているわよ」と粋な言葉をかけてくれた。
日本はどこから?と聞かれ「TOKYO」としれっと嘘をつく。

ほらほら外を見て!とマダムに促されて振り向くと、ケープタウンがもうすぐそこまで。

b0016474_03154869.jpg

「あなたラッキーね。左側からはテーブルマウンテンが見えるのよ。」とマダムが親切に教えてくれた。
この日は天気が悪くはっきり見えませんでしたが、ケープタウンを象徴するテーブルマウンテンも見えるらしい。
野性的な山肌が「大陸」を感じさせます。ああ、異国に来たのだなぁと。

「ワインの勉強頑張ってね、素敵な仕事ね。」「マダムも!よい旅を!」
と握手をして別れ、いよいよアフリカ大陸に足を踏み入れます。

======
空港からは車で目的地のワイナリーへ!
ステレンボッシュにあるワイナリー、ASARA WINE ESTATEにお世話になります!

b0016474_03194702.jpg

オーナーのピートさんが昨年三島に来てくださったことでつながった今回のご縁。
若手育成に意欲的なピートさんと話し、WSETの資格を取得した実績を評価していただいたことなど、
様々なタイミングが重なったことで旅費などのサポートをいただいて来ることができました。
金銭面だけ考えても本当に有り難く、一瞬一瞬を噛みしめるように過ごしています。

b0016474_03234970.jpg

車を降りて目の前に広がるのは夢のような景色。
見慣れない山並みに緊張感と期待と・・・。これからの日々がよきものとなるように、山に向かって二礼二拍手一礼。

あと、ここに来る道中にシマウマいたけど!!!!!!!!!
南アフリカだと馬的な扱いなの?いや、馬なんだけどさ。ええええ。


次回に続く。

# by wineID | 2019-03-18 10:00 | ワイナリー

自分らしく生きるのは楽じゃないよね。

朝井リョウさんのインタビューを何度も読み返す日曜日。


学生時代の授業でジェンダー学があり、ちょうど「ジェンダー」という言葉が浸透してきた時期だったこともあり履修していた。
授業の中で女性教授が「女性が権利を得て自己実現ができるようになった歴史」を誇らしげに話していたのを覚えている。

「選択肢が増えて自分らしく生きることは、むしろ生きにくくないですか?」

その誇らしげな表情がたまらなくって授業の後に質問した。その時の返答は、

「あなたたちの先輩が苦労して作ってきた今の社会をそんな風に思うなんて悲しいわ」

だった。わたしはそういうことを言っていたんじゃない。

その授業は初回だけでてもう行くのが嫌になってしまい、忌野清志郎を熱愛している教育学の先生の授業に出るようになったけれど、
清志郎が亡くなったタイミングだったので、こちらもこちらで絶妙だった。(笑)

今、同世代と話しているとたまに「毎日困らない程度にお金があればいい」と聞くことがある。
え、まじで言ってんの?と本気で思うのだけれど、
若いときからその言葉を発する背景には割りと深刻な心理状態や社会背景があるんじゃないかなと思ってしまう。
何者でもない自分に目を向けたくないから。
お金という目に見える指標で自分を測ったとき、見えるものが怖いから。
そんな風に感じてしまうわたしは、ちょっといじわるかな。

b0016474_17302592.png

極論かもしれないけど、SNSで過激な投稿をする人たちも根っこに横たわっているのは同じような漠然とした不安で、
だとしたら、勤務時間に携帯をさわらないとかそういう指導では絶対に改善されない。
みんな芥川龍之介状態。

個性をのばすことを目的に導入されたゆとり教育は大成功。
その後政府が直々に「ゆとり教育は失敗だった」と宣言し、失敗作になった私たち世代。
自分らしくあることを生き続けることの先に、何が待っているのか少し怖い気がする。

記事の最後で朝井さんが書いていた言葉がいいなぁ、と思った。

「物語で大事なのは、物じゃなくて語りの方だ」
最近読んだ藤田祥平さんの小説にこんな言葉が出てきて、すごく印象的でした。
自分はスペシャルな経験を持っていないのだから、なんてことない「物」を「語り」で成立させていこう、
そういう気持ちになりました。

朝井さんの新刊が楽しみ!


# by wineID | 2019-03-17 17:03 | 日常のあれこれ

食べるって、いいよね!

「食べる」映画っていいな!って、思う今日この頃。
英語の勉強でなにかいいのないかなーと探していたときに出会ったかもめ食堂
英語の勉強・・・?

さくっ、
ジュー、
ふーっ、

こういう音に惹かれる私は、身も心もなんて健康なんだろう!
ありがたいなぁ。

さて、ごはんごはん。



# by wineID | 2019-03-16 19:31

人生において苦手なことのひとつ。

私は超絶めんどくさがりです。
働くようになって、自分のめんどくさがりとうまく付き合っていくのが本当に大変!!涙
学生時代は、政府が服を支給してくれればいいのにって本気で思ってました。
女子大に通っていたからなおさらそう思ったのかもしれません。

そんなめんどくさガールのゆみちゃんが苦手がことが
旅の支度。
です。
海外旅行・国内旅行どちらも基本的に出発する日の朝に支度をし始めます。
前日に終わっていたことなど、一度もない。なんの自慢にもならないことを書いてみる度胸。
当日の朝に「あーーー、パンツ足りない!!!!!!」
と思っても、「でも行く先でも人間は住んでるわけだし」と思うと念入りに準備する意味が分からなくなるのです。
「そうだそうだ。人住んでるんだ。大丈夫だ。」と一度思うと、本当に準備しません。
この性格を本当にどうにかしなければと思うけれど、たぶん治らないと思う。
そしてまた、そんな自分と向き合わねばならぬ時間がやってきます・・・・。

そうです。旅支度です。
ワインの勉強で少しばかり日本を離れます。
さて、どこに行くでしょうか!!!!
ヒントはこちら。現地のお金。
b0016474_00295988.jpg
あたった方には、きっと明日いい風が吹くでしょう〜。



# by wineID | 2019-03-15 00:16

小さくとも温かなつながりを。

フォトジャーナリストの佐藤慧さんが書いていた文章がとても優しく、とても響いた。


あの日からの8年間を「やっと」過ごしてきた人たちのことを想う。
仮設住宅で暮らす人がまだ多くいることは、意外と知られていないかもしれない。
新しく住宅を再建しても、今度は住宅ローンが始まる。
50を過ぎ、まだ学生の子どもを抱えつつ、住宅ローンを返済することを考えると、何も終わってはいない。
震災直後よりも被災地のことを思って涙があふれるのは、あまりの「終わらなさ」に気づいてしまったからだと思う。
あのとき感じたのとは違う無力さに、やるせなくなる。

昨年陸前高田を訪れたとき、大きなショッピングモールが完成していて、道も変わっていて迷ってしまうほどだった。
「どんな復興を目指すのか」を地元のひとたちが描いたら、私達はその希望を支える役割を担いたい。
もう忘れてしまいたいひともいれば、まだまだ最中にいるひと。いろんな想いを包むような。
慧さんがエッセイの中でこう記していた。

「復興」というものが、明日もまた生きていこうと思える希望を日々に与えるものであるならば、
そこに欠かせないのは、その「虚無」を抱えながら生きていくことを支える
「温もり」を、社会全体で創り上げていくことではないだろうか。
(略)
心の秒針の進む速度は、人によって異なるものだ。
8年経った今、温かな春を感じることのできる人もいれば、まだまだ長い冬の中で、
大切な人への想いを慈しみ、悲しんでいる人もいるだろう。
いつかまた、その心に陽光の差すときまで、周囲の人々、社会がその悲しみを温かく見守ることのできる世界になれば、
それこそが「復興」への第一歩となるのではないか。


これは震災からの復興だけに当てはまることではない。
様々な悲しみに出会ったひとを包む、優しい眼差し。
できるなら、私はいつもそんな温かさを感じあえる社会を目指したい。
小さなワインショップからできることを、小さく紡いでいけたらいいなと、8年目に想う。

自分にしっかりと言い聞かせる。
「祈るよりも、行動を」

それが、私を受け入れてくれて、必要としてくれている高田の人たちへの恩返しだから。






# by wineID | 2019-03-13 15:51 | 日常のあれこれ

3月になると開く本。

b0016474_20142691.jpg
私は岩手県陸前高田市に大きな思い入れがあります。
この時期は、やはり、いつも以上に心がいっぱいになります。
陸前高田市に足を運ぶ中で出会った写真家の安田なつきさんと佐藤慧さん。
口だけでなく、行動で示す、愛に溢れた写真家だと思います。
なつきさんが1年に1度出すカレンダーには必ず毎年陸前高田の写真が入っているし、
お祭りの時にはもちろん無料でたくさんの写真を撮っている。
とても丁寧に言葉を紡ぎ、何か陸前高田の写真を公に展示することがあれば写真に添える言葉を地元の人に確認してもらい、
慎重に慎重に言葉を選んでいます。


今年もこの本を開きます。
「当事者でないものが語るべきか」ということに、迷いながらも自分なりに答えが出たのはつい最近のこと。
私にとって人生の大きな分岐点となったあの日を、何度も何度も心に刻もう。




# by wineID | 2019-03-11 12:00 | 日常のあれこれ

ドメーヌ・レ・ドゥーテール来日試飲会へ行ってきました!


b0016474_22585247.jpg


フランスローヌ・アルディッシュのドメーヌ・レ・デューテールのワイナリーを訪問したのは去年の5月のこと。

3000人ほどが暮らす村の住宅街の先に白いキレイな建物が見えたら、それがドゥーテールのワイナリーだ。

b0016474_22592144.jpg

彼らのワインのエチケットはとてもかわいくて、見たらきっと忘れられない。
そのイラストはそのまま彼らを表しているから、初対面でもどこか懐かしさを感じたんだと思う。

小柄でぽっちゃりのマニュエルと、大柄細身のヴァンサン。
キャラが完成しすぎている(笑)

b0016474_22580857.jpg

ワイナリーの中はとてもキレイに整えられていて清潔感がある。
たくさん並べられた樽からマニュエルが試飲をさせてくれて、「軽やかで楽しいワインがいい」という彼らの目指すスタイルがよく伝わってくる。
固く考えず、天気のいい日に外で飲む姿がとっても似合う味わいだ。


私が特に好きなのが、このリーパイユというワイン。

b0016474_22574588.jpg

使いふるしたかばんに、ワインとバゲットが入っているだけのエチケット。
「リーパイユ=贅沢な食事」というワイン名とともにこのイラストが描かれているところに、ドゥーテールらしさを感じて、きゅんとしてしまう。


もともと違う仕事をしていた2人が農業学校で出会ったのは1998年。
卒業後はそれぞれ別のドメーヌで働いていたけれど、たまたま近くのドメーヌで働くようになりまた顔を合わせるようになったという。
それぞれの道でそれぞれが経験を積み、出会いから約10年後の2009年に2人のワイナリー、ドメーヌ・レ・ドゥー・テールが設立された。


離れた道を歩んでも、いつも心のどこかでお互いのことが気になっていたのだろう。
出会う人には、出会うべくして出会うのだなぁと気付かされる。


ドゥーテールは「2つの畑」という意味を持つ。

b0016474_23003963.jpg
マニュエルとヴァンサン、それぞれが違うエリアに畑を持っていることから命名されたもの。
具体的には南アルディッシュの「リュサス」と「ミラベル」というエリアだ。


それぞれの特徴は、

<リュサス>
✔フランス中央高地最南部のコワロン台地から吹き下ろす北風の影響大。
✔バザルト(玄武岩)土壌
✔フレッシュ&キレのある酸が特徴


<ミラベル>
✔コワロン台地からの北風の影響は少なく湿気がたまりやすい
✔アルジロ・カルケール(粘土石灰質)土壌
✔骨格のしっかりしたワイン


それぞれの畑からとれた葡萄を時にはブレンドしバランスを見極める。
個性の違う2つの畑を持っているからこそできる、ドゥーテールらしさの味わいの秘密だ。


そんな2人と再び会うために、ワイン輸入会社ヴァンクゥールの試飲会へ。
ワイナリー設立から10年経ってやっとの初来日ということで、気合入りまくっているらしい笑
何度説明を求められてもとにかく笑顔で接する2人の姿から、この来日を心から嬉しく思っていることが伝わってきた。
本当に無邪気でかわいらしい笑顔で、積極的にいろんな人と交流をする姿がとても素敵だった。心からこの来日が嬉しかったんだろうな。

b0016474_22572856.jpg

いつも仲良く楽しそうな2人。でも、ワインの話になるととても熱くなる2人。
僕たちのワインを売ってくれてるなんて本当に幸せ!情熱を持ち続けていこうね」
と、見つめ合ったときに感じた温かな気持ちは宝物です。


手から手へ、こういうワインをつないでいきたいな。





# by wineID | 2019-03-10 22:43

この時代に求められるプロ意識の行方。

b0016474_21020659.jpg
とある紳士がミモザを届けてくださいました!
国際女性デーに合わせて、3月8日はイタリアでは男性から女性にミモザを贈る日です。
女性への感謝と敬意をミモザにのせてプレゼント。なんて素敵。

先日、テレビで卓球の試合が放送されていましたね。石川選手と伊藤選手の決勝戦、すごい気迫だったなぁ。
2人の試合の迫力もぐっとくるものがありましたが、印象に残ったのは石川選手とコーチのやり取りです。
石川選手のコーチは中国人らしく、2人の共通語は中国語。
あれだけ集中力が必要となる場で母国語ではない言葉を使うのですから、相当体に染み付いているのでしょう。
その2人のやり取りを見ながら、石川選手の覚悟とプロ意識を見せつけられて、試合以上に感動してしまいました。

どんな分野のどんな情報も、ネットで簡単に情報が手に入る時代になりました。
ワインの分野に関して言えば、消費者と生産者が繋がることも容易です。知識も求めれば手に入り、国内外問わず生産地に行くことも可能です。
そうやって現場と繋がれるからワインの世界は盛り上がるし、何より楽しい。いい時代に生まれて幸せだなぁと思います。

でもその一方で、
その盛り上がりを見ながら、酒屋の役割はなんだろうか、と考えることも多くなった気がします。

石川選手が見せてくれたプロ意識。
同じ目線で語るのはとてもおこがましいけれど、自分の能力を伸ばすために最適な環境を探し、努力する姿がとてもまぶしかったです。

さて、自分は。








# by wineID | 2019-03-08 21:01