2016年 06月 24日
イタリア旅行記①~ラ・ベラノッテ
イタリアのワイナリー巡りに出かけました!
約10日間のスケジュールで、トレンティーノ州、フリウリ州、ヴェネト州、マルケ州、シチリア州を回りました。
初めてのイタリアで、見るものすべてがキラキラ!
たくさんの感動体験を、少しでも伝えられたらいいなと思います。どうぞお付き合いください^^
2016年6月14日 フリウリ州 ”ラ・ベラノッテ”

イタリア最初のワイナリーは、フリウリ州のラ・ベラノッテ。
ずっと昔、ポーカーゲームである男が手にした屋敷が、ベラノッテの舞台です。
一晩にして手にした夢物語。
それが、"ラ・ベラノッテ~美しい夜~"の由縁です。


****
ワイナリーに到着すると、豪快な当主パウロがビックスマイルで迎えてくれました。

今日のランチはパウロが作る絶品イタリアンに、ローカルフードの数々。
生サラミの美味しさにびっくり!


****
フリウリ州は、ソーヴィニヨンやピノグリージョ、マルヴァジア、フリウラーノなど白ワインが主流の産地。
半袖では寒さを感じるほど冷涼な地域です。
この土地の人々は、古くから白ワインを好んで飲んできました。生サラミやプロシュートと楽しむのがフリウリ流!
****
近くにイソンツォ川が流れるベラノッテの畑には、角のとれた円い小石がごろごろ。
今は畑となっているところも、かつては川の一部だったそう。遠い風景に想いを馳せます。




ぶどうは有機栽培で、農薬は不使用。発酵には野生酵母が使われます。
ぶどうが持つ生命力に信頼を置くパウロの畑では、ぶどう達が自由に、豪快に、しかししなやかな枝を伸ばしていました。
まるでパウロの子どものようで、力強さを感じました。
イソンツォ川沿岸のフリウリイソンツォDOC、少し小高い場所にあるコッリオDOCに畑を所有しています。
コッリオDOCの畑も石だらけ。
これは川ではなく、山に由来する石で、フリウリ州の畑の特徴を容易に見つけることができます。


****
最も印象的だったベラノッテのワインは、"コンテルーチョ"というピノグリージョ100%のワイン。
コンテルーチョに使われるピノグリージョは、マセラシオンを経て樽発酵に進みます。
この作り方はラマートと呼ばれ、非常に伝統的なピノグリージョの作りです。
かのバロネッリも
「ピノグリージョと呼びたければ、ラマートでなければそれはただの白ワインだ」と語ったと言います。
ラマートはワインだけでなく、あめいろになったタマネギにも使われる表現のにごりワイン。
にごり好きにはたまらないその色合い、その香り、その風味!!
思いがけず北イタリアでにごりワインに出会い、嬉しくなりました(*^^*)



樽から出たばかりのにごりラマート 上澄みだけのラマート。少し清澄。 だいぶ清澄。完成間近の色合い。
そんな伝統的に作られるコンテルーチョは、熟成タイプの白ワインです。
はちみつや、熟したマンゴー、アールグレイ、バラなどの香りがあふれ、もうすごく幸せ!
口当たりは柔らかいのに、見事に調和した酸とリッチな果実感に驚きます。
特に2007VTが素晴らしく、時間の経過がワインにもたらす神秘にぼんやりとしてしまいました。
****
夜は地元のレストラン Osteria Mulin Vecio へ。地元で有名なトリッパの名店。


郷土料理とベラノッテのワインを囲んで乾杯できるひとときは、まさにベラノッテ!



トラットリアにあったガチャガチャを、ベラノッテで働くダヴィデがおごってくれました。
イタリアのガチャガチャは2ユーロなり。
次回はヴェネト州、プロセッコの畑へ。
お楽しみに~^^
◆営業時間◆
OPEN 10:00~19:00
(但し、日曜・祝日は17:00まで)
定休日 水曜日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Luca wine (ルカワイン)
静岡県三島市中央町2-6
http://www.luca-wine.com
FaceBook http://www.facebook.com/wine.luca
TEL (055)983-0755
FAX (055)983-0756
OPEN : 10:00-19:00 (Sunday 10:00-17:00)
CLOSED: Wednesday
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約10日間のスケジュールで、トレンティーノ州、フリウリ州、ヴェネト州、マルケ州、シチリア州を回りました。
初めてのイタリアで、見るものすべてがキラキラ!
たくさんの感動体験を、少しでも伝えられたらいいなと思います。どうぞお付き合いください^^
2016年6月14日 フリウリ州 ”ラ・ベラノッテ”

イタリア最初のワイナリーは、フリウリ州のラ・ベラノッテ。
ずっと昔、ポーカーゲームである男が手にした屋敷が、ベラノッテの舞台です。
一晩にして手にした夢物語。
それが、"ラ・ベラノッテ~美しい夜~"の由縁です。


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ワイナリーに到着すると、豪快な当主パウロがビックスマイルで迎えてくれました。

今日のランチはパウロが作る絶品イタリアンに、ローカルフードの数々。
生サラミの美味しさにびっくり!


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フリウリ州は、ソーヴィニヨンやピノグリージョ、マルヴァジア、フリウラーノなど白ワインが主流の産地。
半袖では寒さを感じるほど冷涼な地域です。
この土地の人々は、古くから白ワインを好んで飲んできました。生サラミやプロシュートと楽しむのがフリウリ流!
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近くにイソンツォ川が流れるベラノッテの畑には、角のとれた円い小石がごろごろ。
今は畑となっているところも、かつては川の一部だったそう。遠い風景に想いを馳せます。




ぶどうは有機栽培で、農薬は不使用。発酵には野生酵母が使われます。
ぶどうが持つ生命力に信頼を置くパウロの畑では、ぶどう達が自由に、豪快に、しかししなやかな枝を伸ばしていました。
まるでパウロの子どものようで、力強さを感じました。
イソンツォ川沿岸のフリウリイソンツォDOC、少し小高い場所にあるコッリオDOCに畑を所有しています。
コッリオDOCの畑も石だらけ。
これは川ではなく、山に由来する石で、フリウリ州の畑の特徴を容易に見つけることができます。


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最も印象的だったベラノッテのワインは、"コンテルーチョ"というピノグリージョ100%のワイン。
コンテルーチョに使われるピノグリージョは、マセラシオンを経て樽発酵に進みます。
この作り方はラマートと呼ばれ、非常に伝統的なピノグリージョの作りです。
かのバロネッリも
「ピノグリージョと呼びたければ、ラマートでなければそれはただの白ワインだ」と語ったと言います。
ラマートはワインだけでなく、あめいろになったタマネギにも使われる表現のにごりワイン。
にごり好きにはたまらないその色合い、その香り、その風味!!
思いがけず北イタリアでにごりワインに出会い、嬉しくなりました(*^^*)



樽から出たばかりのにごりラマート 上澄みだけのラマート。少し清澄。 だいぶ清澄。完成間近の色合い。
そんな伝統的に作られるコンテルーチョは、熟成タイプの白ワインです。
はちみつや、熟したマンゴー、アールグレイ、バラなどの香りがあふれ、もうすごく幸せ!
口当たりは柔らかいのに、見事に調和した酸とリッチな果実感に驚きます。
特に2007VTが素晴らしく、時間の経過がワインにもたらす神秘にぼんやりとしてしまいました。
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夜は地元のレストラン Osteria Mulin Vecio へ。地元で有名なトリッパの名店。


郷土料理とベラノッテのワインを囲んで乾杯できるひとときは、まさにベラノッテ!



トラットリアにあったガチャガチャを、ベラノッテで働くダヴィデがおごってくれました。
イタリアのガチャガチャは2ユーロなり。
次回はヴェネト州、プロセッコの畑へ。
お楽しみに~^^
◆営業時間◆
OPEN 10:00~19:00
(但し、日曜・祝日は17:00まで)
定休日 水曜日
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Luca wine (ルカワイン)
静岡県三島市中央町2-6
http://www.luca-wine.com
FaceBook http://www.facebook.com/wine.luca
TEL (055)983-0755
FAX (055)983-0756
OPEN : 10:00-19:00 (Sunday 10:00-17:00)
CLOSED: Wednesday
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by wineID
| 2016-06-24 19:02
| るかさんぽ♫