月夜にワイン

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イタリア旅行記②~プロセッコ&グラッパの聖地へ!

イタリアのワイナリー巡りに出かけました!
約10日間のスケジュールで、トレンティーノ州、フリウリ州、ヴェネト州、マルケ州、シチリア州を回りました。
初めてのイタリアで、見るものすべてがキラキラ!
たくさんの感動体験を、少しでも伝えられたらいいなと思います。どうぞお付き合いください^^


2016年6月15日 ヴェネト州 ”コルサリス”へ
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コルサリスは、良質なスパークリングワイン・プロセッコの生産者です。
コルサリスを日本に広める仕事をしているジャンルイジさんは三島にも来たことがあるので、
覚えている方もいらっしゃるかもしれません!
そんなジャンルイジさんとの再会も楽しみな、コルサリス訪問でした^^
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こちらがジャンルイジ。ゆずこしょうが大好きな双子のパパ。優しくて大好き!


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プロセッコは、フルーティでフレッシュなスパークリングワイン。
イタリアンなどでもよく目にするワインなので、私たちには比較的身近なワインかもしれません。
そんなプロセッコの畑に「いま、わたし立っている(*'▽')!!!!!」と、いちいち感動。

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オーナーのアントニオさんに畑やワイナリーを案内していただきました。
今年はたくさん実が出来ているそうです。楽しみですね~^^♪
コルサリス社の強みは、ワイナリーの目の前にぶどう畑が広がっていること。
葡萄の移動距離が最小限で済むため、フレッシュな状態で醸造に入ることができるのだそう。

ワイナリーからは、見渡す限り15haすべてがプロセッコ用の畑。まさに葡萄の海!!
プロセッコは、ヴェネト州の特定の地域で収穫された”グレラ”という品種を使った発泡性のワイン。
この特定の地域とは、コネリアーノ~ヴァルドヴィアデーネにかけた地区で、
コルサリスがワイナリーと畑を構えるのはその地区のど真ん中、レフロントロです。
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土地がやせていて香り高いけれどさっぱりした味わいのぶどうが育つヴァルドビアデーネ。
土壌が肥えているので、味わい深いぶどうが育つコネリアーノ。
レフロントロはその両方の長所をもつ地質で、有力な高級プロセッコ産地として知られているそう。
まさにいいとこどりですね!!

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では、醸造所の中へ入ってみましょう!これがプロセッコの醸造設備。上まで見上げる大きなステンレスタンクがたくさん並んでいます。
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奥に見える少し背の低いタンクでは、ヴィーノバーゼと呼ばれるベースとなる白ワインが作られています。
プロセッコに重要なのは、フレッシュさ。
そのフレッシュさを保つため、白ワインのまま保管され、必要に応じて二次発酵を経てスパークリングワインへと変化していきます。
日本に届けられるコルサリスのワインは、到着日の2か月前に作られるフレッシュなものだそう。
プロセッコの寿命は短く、1年くらい。美味しく飲んでほしいという作り手の気持ちが詰まっていますね。
知らなかったな~。
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プロセッコの二次発酵は”シャルマ方式”という方法で行われます。
これは、ベースとなる白ワイン(ヴィーノバーゼ)を大きなタンクに密閉してその中で二次発酵を促すもの。
グレラ種のようなセミアロマティックなぶどうを、より香り高く表現する際に使われる方法です。

シャルマ方式は安価なイメージがありますが、低温でじっくり発酵するコルサリスのプロセッコは、
クリーミーで繊細な泡を見事に表現しています。

醸造所に入って、「なんだかとってもお金かかってそうな設備・・・」と思ったわたし。
アントニオさんに「お金かかりそうですね( ・∀・)!」と率直に質問してみました。若さゆえ~。

シャルマ方式の設備を持つことは非常にお金がかかることだそう。(やっぱり!)
そのため、スプマンテのような難しいワインは大学のそばにあり共同研究にすることが多いといいます。
実際、コネリアーノにはイタリア最古の醸造学校が。
白ワインを作り、赤ワインもつくり、ついでにシャルマ方式でスパークリングも・・・は、金銭・技術的にありえないそうですよ。
そのため、設備を持っているコルサリスのようなワイナリーは、
様々なワイナリーや農家の”二次発酵のための工場”という役割も持ち合わせています。
1万1000人ほどがプロセッコに関わる農家で、そのうち設備をもつのは380社ほどだそう。
想像より多いな・・・(笑)

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醸造過程を経て、私たちのもとに届くコルサリスのプロセッコ。その代表的なワインの一つが、バルバメトです。
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エチケットに注目すると、「Cuvee di FAMIGLIA 家族のキュヴェ」と書かれています。
ワイン名のバルバメトとは、ドミニコおじさんという方言。
このドミニコおじさんが、4種類のぶどうを混ぜてヴィーノバーゼを作っていたそうで、
バルバメトのレシピはアントニオさんの家に代々受け継がれる伝統のレシピ。
家族の歴史を受け継ぐワインですね。
アントニオさん一家には会ったことないけれど、
旅に疲れた私をすっと包み込んでくれる香りと、にこにこ笑っているような元気にはじける泡の音・・・
なんだかアントニオ一家の温かさに触れたような気になってしまいました。

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ワイナリー見学のあとは、お楽しみのランチへ!
アントニオさんがとっておきのレストランへ連れて行ってくれました。
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ぶどうの樹の下でみんなで乾杯!
プロセッコはサラミと相性抜群で、酢めしも合うと思うよ!とアントニオさん。
グラスは、フルート型以外で飲んでほしいな~と言っていました。
香りを存分に味わうには、フルート型よりもブルゴーニュ型のような大ぶりグラスがおススメです♪

そういえばイタリアでフルート型のグラスって見なかったなぁ・・・・。気のせいかしら。

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イタリア旅行を語るうえで外せないのが「家族のつながり」だと思います。
それはワイナリーの歴史とも密接に関わる大切なキーワード。
「身近な存在と共にある」ということは、伝統や文化を継承していくことに繋がるんだなぁとぼんやり考えました。
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コルサリスを後にした私たちはグラッパ発祥の地”バッサーノ・デル・グラッパ”へ。
道中、運転してくれたジャンルイジが「ここもぜーんぶ、プロセッコの畑だよ!」と教えてくれました。
その範囲の広さに驚き!
DOCの畑ってちょっとの狭いエリアだと思っていたので、行けども行けども広がる畑の広大さが新鮮でした。

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1779年創業、グラッパ造りのリーダー的存在のナルディーニ社へ。見学と試飲。
イタリアのレストランやバールに必ず置いてあるのが、このナルディーニ社のグラッパ。
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街の中心を流れるブレンダ川に架かるアルピーニ橋のたもとのバールで試飲できます。
ユーロ2016開催中で、橋にはイタリア応援の国旗が。美しく、優雅な時が流れる町でした。
夕方になると、人々はこのバールに集まり、一杯ひっかけてから街に繰り出すそうですよ。
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明日は、この川の向こうに見える山の、そのまた向こう。トレンティーノ州へ向かいます。
果たしてどんな出会いがあることやら~♪




◆営業時間◆

OPEN 10:00~19:00
      (但し、日曜・祝日は17:00まで)
定休日 水曜日


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Luca wine (ルカワイン)
静岡県三島市中央町2-6
http://www.luca-wine.com
FaceBook http://www.facebook.com/wine.luca
TEL (055)983-0755
FAX (055)983-0756

OPEN : 10:00-19:00 (Sunday 10:00-17:00)
CLOSED: Wednesday

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by wineID | 2016-07-11 20:42 | るかさんぽ?