2019年 03月 29日
<南アフリカワイン旅行記>南アの文化-ごはんについて-
旅の印象を大きく左右するのが、食事。
その土地の食文化を知ることは、その土地のワインを知ることに繋がると思っているので大事なポイント!
南アフリカのごはんの印象は・・・量&肉&甘い&辛い。
「南アフリカの伝統料理を食べたい!」と話したら、ファインダイニング行かないと食べられないよと言われ、
この日は地元のひとたちがよく行くワイナリー近くのレストランに連れて行ってもらいました。
注文したのは私がピザ(左)、友達は肉ワッフル(右)
肉ワッフル・・・・(爆)
いろんな民族がいる南アフリカでは、これが伝統食!というのがなかなか言いにくいと友達が言っていました。
でも大体どこのレストランに行ってもピザやサラダ、海沿いの街では魚料理やフリット、もちろんフィッシュ&チップスも。
肉ワッフルはここでしか出会わなかったです。
最初に青とうがらし(だいぶ大きい)の中にクリームチーズを入れて揚げた恐ろしい食べ物が出てきて、
そこにチリソースをたっぷり付けて食べるクレイジーなおつまみがみんな好きらしい。
衝撃的な辛さ過ぎて意識が飛んだ。
みんな辛いの大好き。そして甘いものも大好き。
左の写真は、人参をはちみつやシナモン、たっぷりの砂糖で煮込んだもの。
右は”soet pampoen koekies” という、かぼちゃにたっぷりの砂糖を練り込んで揚げたもの。
この2つはどちらも南アフリカの家庭でも食べられている料理で、とっても甘いです。
「ほんのサイドディッシュさ。」とほほえむ笑顔が、すがすがしい。
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でも考えてみると、大学芋とかかぼちゃの煮物とかそれなりに甘いから同じかな。
味噌を持っていったら「OXOっていうジャムに似ている!」と言われ、実際に結構似ていました。
お土産で持っていった柿の種や日本茶、胡椒煎餅が大人気だったし、
南アフリカの食事と日本食って意外と類似点があるのかも。
南アフリカで多く栽培される「ピノタージュ」が醤油に合う、というのもなんとなく合点がいく気がする。
そして、念願の南アフリカ料理を食べに!
Bobotieという料理で、キーマカレーっぽい味。
ここに、バナナやチャツネやココナッツなどを振りかけ、味変しながらいただきます。
けっこう・・・というかだいぶ量が多くって食べきるのに四苦八苦。全然ワインが楽しめない(;∀;)
「ふぅ~、お腹いっぱい!ごちそうさま」とスプーンを置いたとき、
「え、これスターターだけど?」
という声にまた意識が飛んだ。
量が多いのは南アフリカの人にとっても同じようで、持ち帰りの箱をお願いしている人もたくさんいました。
食事を残すほうが正しいマナー、という考え方もあるようで、無理に食べなくてもいいみたい。
これも旅の終盤で知ったけれど、日本人の感覚だと抵抗ありますよね。
写真見てるだけでお腹いっぱいになってきた ( ´_ゝ`)ゲフッ
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とある日はファーストフードを食べに行きました。
南アフリカに1000店以上展開しているNandosというお店。
赤と白のソースが掛かっているのが「パップ」という食事で、日本のご飯のような存在。
トウモロコシの粉を乾燥させ、お水で練ったもの。主に黒人の人たちの食文化。
これをメインに、野菜やお肉を付け合わせる感じでした。
少しの量で満腹になるので、とてもじゃないけど食べきれない・・・・・。
滞在中にいろんなところで出会ったパップ。味が微妙に違うので、それもおもしろい。
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南アフリカ滞在中、「これ好き!!おいしい!!」と思って頻繁に食べていたのが、
サラダ。
サラダかーい!(笑)
でも、どこのレストランで頼んでも野菜が新鮮で美味しく、
そこにかけるオリーブオイルやドレッシングもコテコテしすぎていなくて好きでした。
オリーブの木もたくさん生えている南アフリカは、ワイナリーでオイルを自家製しているところもあるほど。
ほんとに美味しかったな~。
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お世話になっていたワイナリー、ASARAのレストランの野菜は自家菜園から。
ASARAのガーデンサラダがとっても美味しくて大好きでした!
(ほとんどのワイナリーがレストランを併設していて、宿泊施設があるところも多数。)
お庭を管理してるスタッフさん。
一緒に散歩をすると、大切に野菜を育てているのがとてもよく伝わってきます。
アフリカーンス語を教えてくれたり、私を見つけると遠くから声をかけてくれたり、
とっても優しいひと!
いろいろ書きたいことあったけど、お腹空いてきちゃったからここまで~(´∀`)
by wineID
| 2019-03-29 16:22
| 南アフリカワイン旅行記