月夜にワイン

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弾丸山形。

仏・ロワールでワイン醸造をする新井順子さんが、なんと日本で初めてワインを仕込むことが決まりました。
その舞台は山形県!藤巻一臣さん率いるグレープリパブリックさんがそのコラボ先です。

デラウェアの栽培面積・出荷量共に日本一を誇る山形県でワインを作るのですから、やはり選んだ葡萄はデラウェア。
生食用葡萄によるワイン造りという点においても、順子さんにとって初めての挑戦になるでしょう。
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見覚えのあるこの景色は、酒井ワイナリーさんの名子山の葡萄畑すぐ上から撮影したもの。
またこの景色に出会えたことがうれしいです。稲穂の緑を胸いっぱいに吸い込みました。

朝6:00から始まったデラウェアの収穫。
この日の収穫には都内、横浜、そして私たち静岡のワインショップ経営者4名が集合。
全員女性というのも面白いです。
天気予報とは裏腹に変わっていく天気にじりじりしながら、収穫が始まりました。
「まりこさん」という女性が作るデラウェアが今回のワインの主人公です。

(せわしない収穫作業に、気が付けば写真が全くありませんでした・・・。)

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想像を超える収量の多さで長引いた収穫。
葡萄畑でも丁寧な選果作業を行いつつの収穫だっため、時間もかかりました。
足早に休憩をとりつつも、しっかりと腰を据えて食事をとったのは15時ころ。
みんな本当によく頑張りました!(もちろん私もー!笑)
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収穫終了予定時刻の12時には出来上がっていたパスタたち。
私たちの到着をカチコチになりながらも待っていてくれた、けなげな明太子パスタとペペロンチーノ。

食事の後には仕込みが始まりますが、順子さんセレクトの素晴らしいワインたちも場を彩ります。
こういう瞬間が何よりの幸せです。
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収穫した葡萄は畑で溜めずにすぐさまワイナリーへ運ばれます。
私たちが収穫している間も、ワイナリースタッフが何回も畑とワイナリーを往復です。
そして醸造所の冷蔵庫で葡萄の温度をぐっと下げます。
冷やすことで発酵時の温度上昇を抑えるためです。
この日の山形も日中はとても暑かった!


さぁ!仕込みが始まります!
まずプレス機でジュースにするものと、つぶさずに果粒のまま漬け込むぶどうの2つに選別されました。
酸味を補うための工夫としてとられた醸造方法で、見た目が青いものがジュースになります。
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ジュースにしない漬け込み用葡萄は、丁寧に軸から果粒を外していきます。
手で行われるこのエグラッペ(手除梗)という作業は、10人がかりでも3時間以上たちっぱなしで続きました。
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見てみてー!ぴかぴかー!
丁寧に手で外された葡萄たち。時間をかけて2つのタンクいっぱいになりました。
こんなに時間がかかるとは・・・。その分愛着が湧いてきますね。かわいい(*'ω'*)

全てが終わったが21時過ぎ。
畑や醸造所での順子さんはいつも以上にパワフルで、
葡萄や人の動きを見ながら最善を尽くせるようにいろんなことを考え動いているのだなぁと思いました。

この葡萄がどんなワインに変容していくのか、とっても楽しみです!


by wineID | 2019-08-31 19:24 | ワイナリー