2019年 11月 26日
【生産者来店】11/17 パオロ・マンツォーネ
11/17(日)、イタリア・ピエモンテ州よりパオロ・マンツォーネご夫妻をお招きしました!
3年前にご主人のパオロさんが三島に来てくれたことがありましたが、奥様ははじめて。
パオロ・マンツォーネってこんなひと!
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パオロ・マンツォーネの畑は、セラルンガの南南東を向いた海抜200~400mの場所のメリアーメ・クル、
海抜350~400mのシニオとロッディーノの3箇所の丘にあります。
カスティリオーネ・ファレット村を見晴らすバウダナとラッツゥアリトのクルの間に円形の土地があり、
そこが「メリアーメ・クル」と呼ばれるマンツォーネの畑です。
土壌は石灰岩質と粘土質で、ブドウの栽培に適した条件です。
パオロの妻であるルイゼッラの父の代までは、この畑でブドウ農家をしていました。
この僅か10haの小さな畑を受け継ぎ、
ブドウを丁寧に世話するのは他社への醸造コンサルタントも行なう醸造家のパオロ・マンツォーネ氏。
伝統に基づいた手法をベースにネッビオーロダルバ、バルベラダルバ、ドルチェットを栽培しています。
ブドウ、ワイン、そして飲んでくれる人への愛情に溢れたパオロ氏。
畑を見晴らすワイナリーにはアグリトゥーリズモ(民宿)を備え、
家族経営の小さなワイナリーならではのアットホームな雰囲気で来た人を歓迎してくれます。
(インポーター資料より引用)
この日はパオロ夫妻に来店いただき、店頭にて試飲販売会を開催しました。
バローロなどはちょっと緊張してしまう価格でしたが
熟成を待たずとも楽しめる良い意味で「気軽」な味わいはとても好評でした!
クリスマスに飲む用に!と選んでいただいた方もいらっしゃり、
誰かのハレの日に寄り添える幸せを感じました。
試飲の合間には、地図を用いてお二人によるプチセミナーも。
店内が狭くてすみません。。。。
パオロ・マンツォーネのバローロを表すなら「優しい」という言葉が似合います。
イタリアワインの王様と言われるバローロは、私にとっては力強い男性的なイメージ。
「バローロを飲んでいる自分」はプラスのエネルギーに満ちているような気がします。
でも、パオロ・マンツォーネのバローロはその男性的なイメージとは少し違います。
そっと包み込んでくれるような温かさがあるのです。
ワインの味わいには作り手の人となりが反映されるとはよく言ったものです。
パオロのバローロには、2人そのもののような優しさが詰まっています。
グリーンエクスペリエンスという、環境認証マークを持つ畑も徐々に拡大中。
年末年始に味わうなら、こんなバローロがいいです。
by wineID
| 2019-11-26 14:15
| ワイン