月夜にワイン

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<ワインの感想>Annne et J.F Ganevat Vin de Table Blanc "Kopine" NV 2017

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生産者 :Anne et J.F Ganevat (アンヌ・エ・ジャン・フランソワ・ガヌヴァ)
ワイン名:Vin de Table Blanc "Kopine" NV(ヴァン・ド・ターブル・ブラン・コピンヌ)
産  地:フランス・ジュラ
品  種:シャルドネ(ジュラ)、アリゴテ(ブルゴーニュ)
インポーター:ラフィネさん
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年はじめワインにうっかり料理酒を飲んでしまった私ですが、本当はこれを飲みたかった。(笑)
フランス・ジュラの作り手、アンヌ&ジャン・フランソワ・ガヌヴァさんの白ワインです。

すーーごく前にナチュラルワインイベントの会場でこのエチケットが書かれたTシャツを買ったことがあって、
でもその時は同じワインがあるなんて知らなくって、数年後、Tシャツがワインになって再会となりました。

ちょっと開けにくい固めの蝋(?)キャップですが、蝋キャップに心躍るタイプのわたし。
シェリーのマンサニーリャを思わせるような明るい酸化のニュアンスが前面に感じられます。
(シェリーっぽいで香りをまとめてしまう癖を今年は克服したい。。。)
芳ばしいナッツ、オリーブ、かすかにカモミールなどの小さな白い花の香りも。
複雑ですがさらりとした印象の香りです。

粘性は弱く、香りに感じたさらりとしたイメージそのまま。
香りに複雑さを支えるほどよくタイトな酸がとてもきれいで、心地がいいです。
軽すぎず、でも厚みもあり、しかし最後は酸がきっちり存在感を残す。
冬、暖房で暖められた部屋で飲むのがとても似合う味わいです。

エチケットでは2人の女性がハグしていますが、
この味わいを「好き!」と言い合えるひととは、無条件で仲良くなれそう。
<ワインの感想>Annne et J.F Ganevat Vin de Table Blanc \"Kopine\" NV 2017_b0016474_12475510.jpg

アンヌ&ジャン・フランソワ・ガヌヴァ

2013年よりドメーヌ・ガヌヴァ*14代目当主のジャン・フランソワ・ガヌヴァと、妹・アンヌが共同で立ち上げたネゴシアン*です。
ジュラ地方は2012年は霜害の影響、13年は春雨による結実不良の影響で収量が非常に少なく、極少量しかワインを作れなかったそう。

ネゴシアン立ち上げの経緯はいろいろあるにせよ、地元ジュラと他地域葡萄のブレンドにより、
ヴァンドフランスのカテゴリーの中で自由な発想で作られるワインたち。
発売と同時に本国フランスでは完売になるほどの人気だそうです。
使用する葡萄はビオディナミもしくはビオで手入れされている畑の葡萄のみを使用。
醸造に関しても自然発酵で出来る限り干渉しない方法を採用。すべてSO2無添加です。


*1650年まで歴史を遡ることができるジュラを代表する伝統的なドメーヌ。
 現在は14代目のジャン・フランソワ・ガヌヴァ氏が運営しています。
*ネゴシアンには様々な意味がありますが、
 ここでは葡萄農家から葡萄を買ってワイン造りをすることを指しています。


このワインはジュラ産のシャルドネと、ブルゴーニュ産のアリゴテがブレンドされたものだそう。
フランスの地方性を生かしたブレンドの妙っておもしろいですよね。

温暖化の影響を受け日本国内でも地方によって味わいの特色が際立ち始めている今、
「北海道のピノノワールと長野のカベルネフラン」みたいな組み合わせを敢えてとってみる、
ということが起きてくるのかもしれませんね。





今日も美味しいワインに出会えますように(*'ω'*)


by wineID | 2020-01-05 13:39 | ワインの感想