月夜にワイン

wineid.exblog.jp

思い出は、香りとともに。

今朝の源兵衛川。橋げたがまるで額縁のように川の風景を切り取っていました。思い出は、香りとともに。_b0016474_17190901.jpg
小学生の頃のはなし。
クラスで飼っていた金魚が死んだとき、みんなで校庭の片隅にお墓を作りました。
その時のにおいがなぜだか記憶に残っていて、
散歩の途中にそのにおいがただよってくると

「金魚のお墓のにおいだ。」

と、人知れず思っています。(ここ笑うとこです。)
ワインでもたまに感じることがあって、その時はコメントに「金魚のお墓のにおい」とメモするほど。

今朝の源兵衛川散歩の途中、例のにおいが漂ってきたのです。
これは!!!

見上げた先にはジャスミンの花。

そうか。
金魚のお花のにおいは、ジャスミンだったのか。

きっと、校庭のどこかにジャスミンの花があったのでしょう。
そして金魚が天国に旅立ったのは、ちょうどこのくらいの季節だったんだ。
ちょっとロマンチックじゃん。

子どもにとって生き物の死というのは、
その時に感じた感情を風景ごと引きずるくらい、強烈なもの。
大切にしてあげられなかったことへの申し訳なさ、みたいなものも一緒に思い出されて、
「金魚のお墓のにおい」を感じるたびに、胸がちくちく痛んだりする。

by wineID | 2020-05-12 17:32 | 日常のあれこれ