月夜にワイン

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へたこいた金曜日。

今日はへまをしてしまい、用もないのに修善寺へ来てしまいました。
まさか今日が24日だったなんて・・・まだ1月15日くらいの気分でいました。猛反省。

せっかく修善寺に来たのにとんぼ返りも悲しいので、ずっと気になっていたイズシカそばを。
修善寺駅改札前の売店で食べられます。

この食堂、昼時は近所で働くひとたちでにぎわっていて、
夕方になるととにかくお腹がすいた高校生たちが、特大のフライドポテトを食べている風景があったり。
働いてるお母さんたちの活気もいい感じです。
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修善寺駅周辺はおすすめスポットがいろいろあるので、時間を見つけてぷらりと写真を撮りに行かなきゃ~~。

by wineID | 2020-01-24 14:11 | 日常のあれこれ

オーストラリア森林火災

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今週末の試飲では、オーストラリアのワインをご紹介いたします。
それに合わせて、オーストラリアワインについて販売価格の5%を森林火災へ寄付することにしました。

窓口はWWFジャパンさんです。
日本円で寄付できるのが分かりやすくていいなぁと思いました。

ささやかではありますが、よろしくお願いしますm(__)m


by wineID | 2020-01-23 11:36 | 日常のあれこれ

がんばるとりちゃんのたまご

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1月20日は大寒。
この日に産み落とされた卵を食べると、何かにいいらしい。

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このサイトによると、↑こんなことが書かれていました。


「今日は大寒だから、たまごだよ(๑• ̀д•́ )✧ドヤッ!!!」
と、昨年に引き続き、けさたまの自動販売機で母が買ってきたたまご。

母と共に生きて30年が経ちますが、
昨年から登場した新習慣にとまどいつつも、有難くいただいております。


by wineID | 2020-01-21 14:50 | 日常のあれこれ

私たちが失くしてはいけない時間

夕暮れの陸前高田。
家に帰ったら、押し入れにしまいっぱなしの長田弘さんの詩集を読もう。
ゆっくりと、読もう。
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『しののめの木』 長田弘

ふだんは忘れている。しかし、絶対に失くしてはいけないという時間がある。
夜が明けそめてくるすこし前の、周りをつつんでいた暗い布が不意に透き通ってゆき、
木のかたちをした闇だけが濃い影になってのこっている、薄明の時間。

しののめの時刻、木々たちは、まだ、葉も枝も幹もわかちがたく漆黒のかたちをなしたまま、
そのかたちのなかに、夜の記憶をやどしている。

夜、木々たちはとても雄弁だ。
深いしじまのことばを集めて、さざめきのように話す。

夜の終わりが近づくと、木々たちは口を噤む。
気がつくと、夜の空が遠くから藍色に変わってきていて、
木々たちの枝々のずっと先に、
うすぎぬのような光の織物が、うっすらとひろがっている。

夜でなく朝でない時間のなかに、
しののめの木々たちだけが、原初の時代の巨人たちのように突っ立っている。
わたしたちが失くしてはいけない時間が、そこにある。
敬虔な時間が、そこにある。







by wineID | 2020-01-20 17:22 | 日常のあれこれ

あの頃の私に会えるなら。

あの頃の私に会えるなら。_b0016474_16571342.jpg
お正月休みは陸前高田へ行ってきました。
参加者が少ないということもあり、小正月を祝う獅子舞に踊り手として参加。
この三十路が踊ってご利益あるのか・・・(笑)

仮設住宅はほとんどが解散となり、高台にて新しい生活をはじめた町内のひとたち。
その一軒一軒を獅子舞と共に回っていきます。
「うちにも寄ってって!」と声がかかれば、その声のほうに行ってまた踊る・・の繰り返し。
結局最後までわたしの踊りはへっぽこのまま。
体育の授業にダンスがなくてよかったと強く思いました。

他の部落でも獅子舞をやっているようで、遠くから太鼓と笛の音が響き合っていました。
いいなぁ、日本のお正月。
あの頃の私に会えるなら。_b0016474_16572264.jpg

1年ぶりに訪れた陸前高田は、道の駅が新設され、海のそばには新しい献花台がありました。
その海を見ながらぼーっと考えたことは、
いつから私はものごとに「意味」を求めなくなったのか、ということ。
意味のある経験、意味のある人付き合い、
意味のある勉強、意味のある旅行。
何かにつけて私を動かす動機は「意味」でした。

でも、いつからか、私は意味を追わなくなった。
はじまりには終わりがあることを、昔よりも身に染みて感じるようになったからかもしれません。

愛おしむべきは、ただ目の前にあるこの時間。

この街に出会った頃の私は今よりもっと無邪気で、いろんなことを取りこぼしてしまっていたと思う。
あの頃の自分に会えるなら、
「ただ純粋に今を見つめることだけに心を尽くしてね」
と背中を押してあげたい。

獅子舞が始まる前、町内会長の掛け声で海に向かって数分間の黙祷。
とてつもないせつなさと向き合い続ける人たちが生きる街であることを、まざまざと思い出す。

本質的なものがすべてある場所。
そして、これ以上ないほど、がむしゃらに生きた自分に会える場所です。



by wineID | 2020-01-19 17:22 | 日常のあれこれ

陸前高田市に行ってきました!

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ちょっと遅めのお正月休みは、岩手県陸前高田市へ行ってきました。
この季節に行くからには牡蠣食べたい!という私の切なる願いが通じたのか、
夜に地元のみんなと行った居酒屋さんで牡蠣にありつけました♡

しかもしかも、食べたいと思っていた佐々木学さんちの牡蠣。
これまで見たことないくらい、ぷりんぷりんの大きさに大興奮!!

生ガキに、アヒージョに、カキフライに・・・
大満足だったー!

思いは届くことを、牡蠣に教えられ。




by wineID | 2020-01-16 14:19 | 日常のあれこれ

足元を掘り下げてみよう。

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昨日買った本。
三島、南伊豆、中伊豆、西伊豆、東伊豆のハイキングガイドです。

火山の影響を受け、今でもユニークな岩肌や地形を近くで感じられる伊豆地域。
「伊豆ジオパーク」として、豊かな自然環境を感じられる様々な取り組みも盛んです。

今年は自分の足元を掘り下げていくことも楽しみのひとつ。
どんな半島に出会えるのか、わくわくしています。

by wineID | 2020-01-10 12:21 | 日常のあれこれ

久しぶりの定休日。

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12月中旬から休まず営業してたので、久しぶりのお休みです。
と言っても、都内で行われた試飲会めぐりをしていたので休みのような休みじゃないような。

写真はイタリアワインを扱うインポーターが合同で開催する毎年恒例の試飲会。
毎回様々なテーマで行われるのですが、今回はスパークリングワインと甘口ワインとリキュール。

リキュールと甘口ワインの試飲会は、なんとも体力勝負ですね。。。

複数の会社が出店するこのような合同試飲会では、
それぞれのインポーターがワインについてどういう判断基準を持っているのかを知れる良い機会。

でも、とにかく人が多くてやっぱり東京だなぁ。
よく4年間ここに通っていたな、とすっかり地方暮らしのゆるさに染まった自分を発見。



by wineID | 2020-01-09 12:20 | 日常のあれこれ

<ワインの感想>Annne et J.F Ganevat Vin de Table Blanc "Kopine" NV 2017

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生産者 :Anne et J.F Ganevat (アンヌ・エ・ジャン・フランソワ・ガヌヴァ)
ワイン名:Vin de Table Blanc "Kopine" NV(ヴァン・ド・ターブル・ブラン・コピンヌ)
産  地:フランス・ジュラ
品  種:シャルドネ(ジュラ)、アリゴテ(ブルゴーニュ)
インポーター:ラフィネさん
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年はじめワインにうっかり料理酒を飲んでしまった私ですが、本当はこれを飲みたかった。(笑)
フランス・ジュラの作り手、アンヌ&ジャン・フランソワ・ガヌヴァさんの白ワインです。

すーーごく前にナチュラルワインイベントの会場でこのエチケットが書かれたTシャツを買ったことがあって、
でもその時は同じワインがあるなんて知らなくって、数年後、Tシャツがワインになって再会となりました。

ちょっと開けにくい固めの蝋(?)キャップですが、蝋キャップに心躍るタイプのわたし。
シェリーのマンサニーリャを思わせるような明るい酸化のニュアンスが前面に感じられます。
(シェリーっぽいで香りをまとめてしまう癖を今年は克服したい。。。)
芳ばしいナッツ、オリーブ、かすかにカモミールなどの小さな白い花の香りも。
複雑ですがさらりとした印象の香りです。

粘性は弱く、香りに感じたさらりとしたイメージそのまま。
香りに複雑さを支えるほどよくタイトな酸がとてもきれいで、心地がいいです。
軽すぎず、でも厚みもあり、しかし最後は酸がきっちり存在感を残す。
冬、暖房で暖められた部屋で飲むのがとても似合う味わいです。

エチケットでは2人の女性がハグしていますが、
この味わいを「好き!」と言い合えるひととは、無条件で仲良くなれそう。
<ワインの感想>Annne et J.F Ganevat Vin de Table Blanc \"Kopine\" NV 2017_b0016474_12475510.jpg

アンヌ&ジャン・フランソワ・ガヌヴァ

2013年よりドメーヌ・ガヌヴァ*14代目当主のジャン・フランソワ・ガヌヴァと、妹・アンヌが共同で立ち上げたネゴシアン*です。
ジュラ地方は2012年は霜害の影響、13年は春雨による結実不良の影響で収量が非常に少なく、極少量しかワインを作れなかったそう。

ネゴシアン立ち上げの経緯はいろいろあるにせよ、地元ジュラと他地域葡萄のブレンドにより、
ヴァンドフランスのカテゴリーの中で自由な発想で作られるワインたち。
発売と同時に本国フランスでは完売になるほどの人気だそうです。
使用する葡萄はビオディナミもしくはビオで手入れされている畑の葡萄のみを使用。
醸造に関しても自然発酵で出来る限り干渉しない方法を採用。すべてSO2無添加です。


*1650年まで歴史を遡ることができるジュラを代表する伝統的なドメーヌ。
 現在は14代目のジャン・フランソワ・ガヌヴァ氏が運営しています。
*ネゴシアンには様々な意味がありますが、
 ここでは葡萄農家から葡萄を買ってワイン造りをすることを指しています。


このワインはジュラ産のシャルドネと、ブルゴーニュ産のアリゴテがブレンドされたものだそう。
フランスの地方性を生かしたブレンドの妙っておもしろいですよね。

温暖化の影響を受け日本国内でも地方によって味わいの特色が際立ち始めている今、
「北海道のピノノワールと長野のカベルネフラン」みたいな組み合わせを敢えてとってみる、
ということが起きてくるのかもしれませんね。





今日も美味しいワインに出会えますように(*'ω'*)


by wineID | 2020-01-05 13:39 | ワインの感想

2019年ありがとうございました!

2020年に突入しましたが、今さらながら2019年の振り返りを・・・・m(__)m
2019年ありがとうございました!_b0016474_14243924.jpg
今年のハイライトは、やはり年始に訪れた南アフリカ。
日本を出て28時間後に到着したアフリカ大陸最南端。そんな長旅を人生で経験することになるなんて、思いもしなかったことです。
「アフリカに行く」なんて、それだけで大ごと。
2019年ありがとうございました!_b0016474_14244999.jpg
そこで出会ったのは、言葉を尽くしても伝えることが難しい圧倒的な自然。
そんな風景の中に溶け込むように、自由にワインを楽しむ人々。
2019年ありがとうございました!_b0016474_14465612.jpg
醸造シーズン真っただ中のワイナリーには、
アメリカ、イタリア、フランスからワイン造りを学びに来る若者たちが集います。
将来ワイナリーで働くことを夢見る彼らの情熱に触れられたことも大きな宝物。
彼らの議論の中に入れてもらって、平日はワインセラーで共に働き、休日はワイナリー巡り。
想いをすぐ行動に移す彼らの熱量は、「世界の中の日本」への危機感を知る機会でもありました。
2019年ありがとうございました!_b0016474_14243179.jpg
人種も話す言葉も生活習慣や食事も違う国に、これほど長期滞在したのは初めての経験でした。
そこで見つけたのは、伝えたいことがあふれる自分と、それを伝える技量を持たない自分。
何者でもないことを痛感した、久しぶりの経験でした。
そのバランスの悪さが情けなくて、帰国してからの具体的な課題となって今の私を動かしています。
2019年ありがとうございました!_b0016474_14245838.jpg
そして、ワイナリーでの経験と共に「南アフリカ」という国を通して感じた様々な感情。
南アフリカで思いをめぐらせたこれらの事象は、強烈な印象となって残っています。

水使用を制限される人々がいる一方で、水を毎日大量に使用するワイナリーでの仕事。
華々しい豪華なワイナリーのすぐ隣には、”タウンシップ”と呼ばれる黒人限定の隔離された居住区があり、
そのギャップには違和感を持たずにはいられませでした。

大量のCO2を排出しながら海外からワインを輸入し、それを商売とするわたしの仕事。
グレタ・トゥーンべリさんの声に賛同し、世界中の若者が環境保護を訴えるデモ行進をしている光景を見るにつけ、
もっと明確に持たなければならない「意識」について、考えるだけではいけない時限に来ているように思います。

自分の仕事は誰かの悲しみにつながっている可能性があること。
今までは想像の領域を出なかったこの可能性を、現実に突き付けられた経験でした。

日本で経済活動する以上、このサイクルから逃げることはできません。
しかし、だからといって自給自足の生活を選択するのも極論すぎます。

具体的な解決策や何をすべきなのか、未だ私は答えを持ち合わせていませんが、
今まで以上に謙虚さをもって仕事をする自分でありたいと思っています。

でも。ワインは共通言語を持たなくてもつながれるとても豊かな飲み物です。
ワインだから出来ることが、何か明るい未来につながるような、そんな気もしていて・・・。
失望するばっかりじゃないんじゃないかなって、楽観的な私が顔を出します。




by wineID | 2020-01-03 17:03 | 日常のあれこれ