月夜にワイン

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あなたのトリコ。

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素敵に撮っていただいたお気に入りの写真(*'ω'*)
フランス・オーヴェルニュ地方の生産者、ヴァンサントリコ夫妻が来日しました。
20代からワイナリーをはじめ忙しく働き続けてきた彼らにとって、新婚旅行以来の長期旅行となる今回の旅。
その目的地に日本を選んでくれたこと、そして三島にも立ち寄ってくれたことがとても嬉しかったです。

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今ではなかなか手に入らないほど人気生産者となったヴァンサントリコ。
彼らが住むオーヴェルニュという地域も、昔は無名のワイン産地でした。
いわゆる”自然派ワイン”という名前がまだまだ浸透していない時代だったのですから、彼らのワインを売るのは並みの苦労ではなかったでしょう。

新井順子さんは、自身でロワールに畑と醸造所を持ちながら、買い付けを行うパワフルな女性。
初めてヴァンサントリコを飲んだとき、「今はまだ若々しいけれど、このワインは絶対すごいものになる!」と確信し、
一生懸命日本に紹介し続けてきました。

「あの頃は本当に売れなかったよね。」という話になったとき、順子さんも感極まっているように見えたのは気のせいでしょうか。
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ヴァンサンもマリーもとても素敵な2人でした。
いろんなものに好奇心を持ちながら、私の拙いフランス語にも耳を傾けてくれたヴァンサン。
たぶん、笑いのつぼがちょっと浅くて、ずーっと大きな声で笑いながらいつもニコニコと笑顔のマリー。
本当に素敵な2人だなぁ、この空間はとってもとっても幸せだなぁ、と心が満たされていく実感がありました。

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本日もたくさん飲みました。

誠実にワインを作り続けるヴァンサントリコ。
ヴァンサントリコのワインを見つけて紹介し続けてきた順子さん。
その順子さんを信じ販売し続けてきた母と、ワインの美味しさに惹かれて飲み続けるひとたち。

たくさんの頑張りと、その頑張りを応援したいという気持ちが重なり合って、ワインのある暮らしが出来ていくのだなぁと、
1本のワイン、1人の生産者が日本で根付いていくその軌跡をじっくりと感じたこの日です。

多くの仕事がそうであるように、私たちのような酒屋も事業継承は大きな課題。
自然派ワインの黎明期を知っている後継者は本当に少ないです。
別に、昔を知ってるからえらいとかは全く思いません。「私は”たまたま”その歴史を小さいころから感じてきた」というだけのこと。

でも、それを感じてきた私が、こうして母と同じように仕事をしていることは何なのだろうと考えたりもします。
”たまたま”この仕事をしてるだけのことでしょうか。この問いに答えはありません。

時代は大きく変わります。自然派ワインを誰も知らなかった時代から、みんなが求める時代になりました。
売り方も、飲み方も、変わります。私は、どう変わってくのかな。


この宴から数日たっても、まだ頭の中がしあわせなぼやぼやに包まれています。
はるばる三島まで来てくれてありがとう。
2人にたくさんの幸せがありますように!と、自然と祈りたくなるような、そんな出会いでした。

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飲み会名物、Y氏のなぞメモ。これなんだっけ・・・思い出せない。




# by wineID | 2018-11-25 14:59 | 日常のあれこれ

山梨へ。

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山梨県北杜市明野にある、中央葡萄酒さんの畑へ行ってきました。
年に一度、飲食店向けに畑やヴィンテージの説明が行われるオープンカレッジに参加するためです。


何度来ても(まだ2度目。笑)、この風景には見とれてしまいます。

富士山、茅ケ岳、そして南アルプス。畑をぐるりと囲む山々が雨雲をブロックし、日照量日本一と言われる気象条件を作り出します。
大根の直売所をよく見かけますが、この土地が火山性土壌のため、水はけがよく植物が深く根を張るので質のよい大根ができるそう。

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同じ山梨でも勝沼と大きく異なる土壌と、雑味のない空気が印象的でした。

「畑でできることを最大限」と、はっきりと話すのは栽培醸造責任者の三澤彩奈さん。
ここにしかない風土と、丁寧なモノづくりが交差する場所です。

毎週のように山梨行ってる!(笑)





# by wineID | 2018-11-22 16:16 | 日常のあれこれ

おでかけ。

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岩手県の陸前高田に行ってきました。写真は、海辺で思わずヨガをはじめた友達。
天気最高、人工的な音がまったくなく、海もおだやか。やっちゃうよね、ヨガ。

陸前高田と出会って7年目。
高田といえば津波があった場所。というイメージよりも先に、ここに住む人たちの顔が浮かびます。
そのことに気が付いたときに、私にとってここは第2の故郷なんだなぁ、と自然に思えるようになりました。

たくさん笑って、めっちゃリフレッシュできた時間。この街にどれだけ支えられているのかを知りました。




# by wineID | 2018-11-20 09:58 | 日常のあれこれ

映画を見るの巻。

ボヘミアン・ラプソディを見ました。
母親の影響で、身近に感じていたQueen。映画を観てQueenを聴いててくれてありがとう、って初めて思った(笑)
母が聖子ちゃんとかに夢中だったら、きっと見ることのなかった映画だったから。



最後のライブシーンなんてもう圧巻で、明日からルカワインのBGMをQueenにしたいくらいです。
ロックしようぜぇ。いぇーい。

生まれ変わったら、ブライアンメイのお嫁さんになりたいな。と思わせてくれる映画です。←え?


# by wineID | 2018-11-14 19:21 | 日常のあれこれ

アヴィニョネージがやって来た!

ルカワイン改装工事後の初イベントとして、トスカーナからアヴィニョネージ社をお招きしました!
試飲会でワインを飲んでいるときに、「あ、これ好きだなぁ」と思うとアヴィニョネージのワインだったことがたまにありました。
どっぷりとアヴィニョネージのワインを味わうことのできた、とても幸せな1日でした♡
よろしければご覧ください^^

AVIGNONESIってどんなワイナリー??

アヴィニョネージ社が本拠地を置くのは、トスカーナ州モンテプルチアーノ地区。
1974年にファルヴォ兄弟がワイナリーとして創設し、ブドウ畑の整備やブドウ品種の見直しに力を入れ、
「ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」の世界的な名声を築きました。
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先月来日したバンフィも同じくトスカーナのワイナリーで、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの作り手として有名です。
力強く複雑性を兼ね備えるブルネッロとは対照的に、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノは力強さにはやや欠けます。
しかしその分、優雅で高貴(ノビレ)、きれいな果実味を持っています。

とくにアヴィニョネージ社の場合、そのきれいな果実味がより際立っている印象があります。
その理由の一つとして、葡萄栽培にヴィオディナミ農法を取り入れていることが挙げられます。
2009年から新オーナーに就任したヴィルジニー・サヴェリス氏のもと
葡萄畑においてビオディナミ栽培への転換がすすめられ、2011年にはイタリアで最大のヴィオディナミワイナリーとなりました。
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「美味しいワインを作ることに加え、葡萄が育つ大地を次世代に残していくことが使命と考えています。」
と話すのは、今回三島を訪問してくれたアヴィニョネージ社のヨーロッパ&日本マネージャーのアレッシオ・グイディ氏。

土地のテロワールを最大限に表現できる葡萄を使ったワイン造りを行うことで、世界的にも高い評価を得ているアヴィニョネージ。
ヴィオディナミ栽培を行うことで、より一層ひきたつ「モンテプルチアーノの味」からは、
この土地の持つポテンシャルを存分に味わいことができます。

イベント開催しました!

アレッシオさんを招いてのイベントはなんと今回2daysで行いました。
まず1日目は富士市のイル・ボルゴさんにて!
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そして2日目は三島のイル・ガルボさんにて。名前が似てる(笑)
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秋の食材を組み合わせて作られる、その店ならではのトスカーナ料理とアヴィニョネージのペアリング。
この日のために用意された料理はとてもおいしく、
料理と組み合わさることでアヴィニョネージのワインのすばらしさに何度も出会いました。
こういう発見が、メーカーズディナーの醍醐味ですね ^^)

イル・ボルゴ後藤シェフ、イル・ガルボ向山シェフ。楽しい夜をありがとうございました!!!!


アヴィニョネージの輸入会社、モンテ物産の山口さん(右)と通訳も担当しているマカロン(左)
並んで座るかわいい2人。
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〔ワイン会会場のご紹介〕
イル・ボルゴ 富士市富士町14-7
イル・ガルボ 三島市芝本町5-5

ありがとうございました☆



# by wineID | 2018-11-14 19:06 | イベント

目が合う

いつかのクレマチス。
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作品名は「冬の朝の少女。」






うそです。


# by wineID | 2018-11-12 15:57 | るかさんぽ♫

【お知らせ】今週末の有料試飲ワイン

週末の有料試飲はじめます!

毎週末(できるだけ!)有料試飲を行います。
入荷数が少ないワインなどを中心に、みなさんと味わう機会をもてたら!と思っています。よろしくお願いします^^

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今週末の有料試飲ワイン

●ドメーヌ タカヒコ(北海道・余市)
 ナナツモリ ブランドノワールMV 2016

●さっぽろ藤野ワイナリー(北海道・札幌)
 La Mer 2017 白

●さっぽろ藤野ワイナリー(北海道・札幌)
 La Route 2016 ロゼ


試飲ワインはなくなり次第終了です。お気軽にご来店ください(/・ω・)/

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# by wineID | 2018-11-10 16:26 | Luca wine

晩秋の小布施

小布施ワイナリーに行ってきました。
車で行くと、三島から小布施まで4時間くらい。寝たり食べたり歌ったりしてる間に、風景はすっかり秋に変わっていました。
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美しく仕立てられた畑の向こうに、紅葉した山並み。きれいやー!!!!
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これはプチマンサン。この日は、プチマンサンの収穫で小布施ワイナリー収穫2018がオールアップの日でした。
この後の醸造期間もまだまだ気が休まらない日が続くのだと思うのですが、ひとまずのおつかれさまです。

運よく少しだけ曽我さんと話ができました。
この小布施のエリアにもワイナリーが次々に登場しています。
小布施という銘醸地を作り上げたその功績や、高い評価を受けてもなお「もっともっと」と前を向く曽我さん。
ワインショップにできること、そして自分自身の在り方を考える大切な時間となりました。

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小布施ワイナリーを後にしてお昼タイム。やっぱそばだよね。しかも新そば。
お店のご主人にごり押しされた日本酒とおそばがすごくよくって、最高の休日!

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ランチの後はデザート付き。小布施にきたら必ず立ち寄るパティスリー、ロントさん。
きれいに並んだ宝石みたいなケーキの数々に思わずためいき。
「しっかりやりきること」の美しさみたいなものに、襟を正されます。

小布施といえば栗だよね!ということでモンブランを。あああああ、おいしすぎーる。

心もおなかもいっぱいになって、楽しい秋の1日が終わりました。
今週もがんばるぞー!

今日暑いね。




# by wineID | 2018-11-08 18:18 | 日常のあれこれ

ピチ考。

9月・10月とトスカーナの生産者の来訪が続きました。
それに合わせて、どっぷりトスカーナ料理を堪能したしあわせすぎる秋です。
お店ごとにちがうお肉への火入れの哲学も、おもしろかったです。

そして、たくさん食べたのがピチ。
トスカーナ発祥といわれるパスタの種類で、小麦粉と水だけを使用して作られます。
うどんっぽいとよく言われる、太麺パスタです。

こうやって、いろんな種類のピチを食べる機会はなかなか珍しいもの。
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とうがらしが練りこまれたタイプ。手作り感のあるやや細切り。
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イノシシがのったタイプ。割とうどんに近い。ブルーベリーがアクセント。
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黒トリュフがのったタイプ。オイルの使い方と、トリュフの香りのバランスに悶絶。
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うさぎときのこ。出汁が聞いててたまらん。

食べ比べながらピチを考察して出た結論は、

わたしは、ピチが、好きだ。

わたしなりのピチ考でした(・ω・)




# by wineID | 2018-11-06 17:39 | 日常のあれこれ

Je suis heureux avec toi.

ルカワインの近くに、絵本作家の宮西達也さんがギャラリーを開いています。
宮西さんが切り盛りしてらっしゃるので、本へのサインを気軽にいただけたり、お話しできたり、素敵な場所です。

今月、陸前高田へ遊びに行く予定があります。
赤ちゃんが生まれた友達へのお祝いにと、宮西さんのお店へ絵本を買いに出かけました。

すると、シャッターを閉める寸前の宮西さんが!!
「あー、間に合わなかったかぁ」と思っていたら、宮西さんが「あ、こんにちは!」と声をかけてくださいました。
無理を言って入れてもらい、この2冊を購入です。
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賞を受賞した「あいたくてあいたくて」と新刊「キラキラッとほしが輝きました」

「陸前高田に今度行くんですけど、友達に赤ちゃんが生まれたのでそのお祝いに。」と話したら、

「はいっ!!!!!!!!」

と言いながら急に挙手をする宮西さん。はい、宮西くん。

「ぼくも、毎年1度は陸前高田に講演会をしに行くんだよー!」と驚きの言葉が返ってきました。
震災の直前に大船渡にいたことが、その後のライフワークにつながっているんだそう。

まさか陸前高田を通してつながるとは思わなかったなぁ。
宮西さんと「つながりって不思議ですね」と、思わず顔を見合わせてしまいました。

私も1年に1度訪れる陸前高田。
行かない理由をつくろうと思えばいくらでも作れるけれど、私に会えることをうれしく思ってくれるひとが1人でもいるなら、
行く理由しか見つかりません。


宮西さんの代表作のひとつ。おまえうまそうだな。



# by wineID | 2018-11-05 18:22 | 日常のあれこれ