月夜にワイン

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【6/22・23】イタリアワイン店頭試飲&販売会開催します。

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前回好評いただいた、イタリアワインの試飲&販売会を再び開催いたします。
今回も、輸入会社のMONACAさんセレクトで夏に飲みたいワインをご紹介いたします。
実際に試してお気に入りを見つけてください^^
BBQなど、人が集まる場をもっとにぎやかにしてくれるようなワインたちをご用意しています。

土曜日はモナカから、営業担当の望月さんも在店し、より詳しくワインのご案内をしてくれる予定です。
望月さんのすごいとこは、ワインへの愛情と探求心!
「このワインにはどんな料理が合いますかね~?」と聞くと、秒で答えが返ってきます。
とても頼りになる存在で、話していても楽しいです。

22、23の両日開催しております。
皆さまのご来店をお待ちしておりますー!

ご予約等不要です。

# by wineID | 2019-06-10 12:20 | イベント

雨の日の小野リサ。

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来月三島にやってくる、ベラノッテ(イタリア・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州)を訪問した時の写真。
髪の毛のびたな~。3年前か。懐かしいなぁ。

なんて、ノスタルジックな気持に浸りながら、窓の外の雨を眺めつつ聴く小野リサは最高ですね。
(ちなみに仕事中です。)

最近、うまくいかないことがたくさんあって反省反省反省凹み反省の繰り返しです。
整骨院に行って体のバランスを整えてもらったり、こういう時こそちゃんとご飯を食べたり、
フランス語や英語の勉強、もちろんワインのことや、やるべき仕事を淡々とこなして、
仕事以外のなにかに惑わされないように、粛々と過ごしています。

なんか、毎年この時期になるとこういう感じ。なんだろう。

もんもんとしてる毎日の中で、山ちゃんの結婚ニュースをとても嬉しく聞きました。
たぶん、いろんな人がいろんな元気をもらった出来事だったんだろうなと思います。
私もその一人だし。

山ちゃんの著書『天才はあきらめた』の最後に書かれていた言葉が私の宝物のひとつです。

でもやっぱり僕は天才にはなれない。
でも、この事実を諦める材料にするのではなく、目的のために受け入れ、
他人の思いを感じて正しい努力ができたとき、憧れの天才になれるチャンスがもらえる。

言い訳せずに、淡々と努力を継続した人だけが見られるものがある。

山ちゃん結婚おめでとう!


もうテラスハウスのヤマチャンネル、笑って見られないかもしれないよー。


# by wineID | 2019-06-09 14:04 | 日常のあれこれ

【生産者来店】6月5日 Le Morette @ マスティカヴィーノさん。

6月5日(水)マスティカヴィーノさんで開催された、Le Morette社(イタリア・ヴェネト州)のワイン会に参加しました!
天気は良いものの、梅雨の訪れを予感させるような少しジメっとした空気だったこの日。
ガルダ湖畔で育てられた葡萄から造られるモレッテ社のワインは、キリっとした酸味が魅力!
この気候にぴったりすぎるくらいぴったりの味わいで、ずーっとずーっと幸せなひとときでした(*'ω'*)

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会場となったのは、MASTICAVINOさん。三島大社からすぐ。川沿いのゆったりした空気が心地よいお店です。
お店を仕切るのは、若いシェフ・菊ちゃん!週末には自分でワインを買って勉強を重ねる努力家です。 b0016474_18062332.jpg
レ・モレッテ社は60年以上前に、ヴェネト州・ガルダ湖の近く、ルガーナDOCを有するエリアに設立されました。
創業当初はぶどうの苗木を栽培・販売していました。
現在は3代目にあたるファビオ&パオロ兄弟が、お父さんと一緒にワイン造りを行っている家族経営のワイナリーです。
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ファビオさんがやってきてくれました!収穫前の最後の営業ツアーだそう。
生産者さんを招いて行うワイン会は営業を担当している方が来ることも多く、
こうやってオーナー自らが足を運んでくれる機会は、実はちょっと貴重だったりします。
わざわざ日本に来てくれるのは、とっても嬉しいですね(*'▽')
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Salute!
元気なイタリア語の乾杯の挨拶で会はスタート!乾杯は、Sepage Spumante Brutで。
トゥルビアーナ100%の珍しいスプマンテです。
キレの良い酸味とほのかな塩味が感じられ、とても爽快な飲み口。生ハムとの相性最高でした!
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立食形式で行われた今回のワイン会。うろうろしながらいろんな方とお話しできたのも気軽な雰囲気のおかげ。

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ワインを飲みながら、ファビオさんがワインの説明をしてくれます。(ワイン会の醍醐味!)
モレッテ社が大切にしているのは「ルガーナDOCの特徴をワインで表現すること」だそう。
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ルガーナDOCはガルダ湖南側の湖畔、北イタリア・ロンバルディア州とヴェネト州の2州にまたがるエリア。
1967年に認定されたDOCで、イタリアでいち早く制定された古い原産地呼称です。

写真はガルダ湖が形成されていく様子を再現したもの。
左は1万年前、右は25万~10万年前のもの。氷河から大陸と湖が形成されているのがわかります。
その影響でルガーナDOCは氷堆積土壌と呼ばれる氷河由来のテロワールを持ち、
そこにガルダ湖から吹き抜ける風が影響して独自の栽培環境を作りあげています。
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モレッテ社のワインにはほのかな塩味が感じられます。
それはこの地形がもらたしているもの。
この氷堆積土壌の影響を受けていることを、味わいとして私たちに見せてくれています。
ほのかな塩味は食欲を刺激し、そして様々な料理との素晴らしいコンビネーションを持つことを意味しています。
食卓で大活躍のワインですね!最初にファビオさんが言っていた、
「ルガーナDOCの特徴をワインで表現すること」
とはこういうことだったのか!と飲んで納得です。

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「ロンバルディア州とヴェネト州、州ごとにルガーナDOCの味わいの違いはありますか?」
と聞いたところ、大事なのは”ガルダ湖から葡萄畑までの距離”と”土壌の粘性”という答えが返ってきました。
そうかそうか!
湖の影響を受けるエリアでは、そこから畑までの距離も味わいやキャラクターを知るうえで大切な要素。
「ここは湖の影響があるから~~」と、ひとくくりにしてはいけないですね。

今まで持っていなかった視点をもらって、またワインが楽しくなりました(*'ω'*)

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たくさん飲んで、たくさん食べて、たくさん笑って、そろそろ会も終わりの時間。
なんとなくイタリアを旅しているような、とても楽しいひと時でした。

マスティカヴィーノさん、ファビオさん、そして輸入会社のパシフィック洋行さん。
とっておきの時間をありがとうございました!




# by wineID | 2019-06-07 20:28 | イベント

ルマンドで盛り上がる昼下がり。

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「ルマンド嫌いな人っていないですよね」
という話から、しばしルマンドトークに花が咲く昼下がり。

気づけばいつもそばにいてくれるルマンド。
ブルボンのこのシリーズの中でも、ルマンドは最強な気がします。そして驚きの低価格。企業努力に涙が出ます。

ああルマンドよ。
その大きさ、そのサクサク、その甘みは私に何を伝えようとしているんだい?

ああルマンドよ。
もし願いが一つ叶うなら、その食べにくさをどうにかしてくれやしないかい?

このパッケージもたまらなくノスタルジック(*´ω`*)



# by wineID | 2019-06-01 19:14 | 日常のあれこれ

葡萄畑のお手伝いに行きました!

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ぐんぐん成長する葡萄たち!畑作業のお手伝いのため、山梨へ行ってきました。
ここはドメーヌ・ポンコツ、松岡さんの畑です。

ぶどうの房づくりという、初めての作業に挑戦!
1本の枝に1房だけを残してきれいに整えていくのですが、慣れないのと暑さで集中して続けていくのが大変でした。

醸造家さんと一緒に作業しながら、
どういう判断で残していくのか、などを食い気味で聞き、手を止めてメモしたいことばかり・・・。

経験のない私にはその作業は言葉だけの理解にはなってしまいますが、
より良い葡萄を作るために多くの判断、選択、行動があることを今まで以上に強く意識した1日でした。

「良いワインは良い葡萄から」
そうやってまとめていたけれど、私はこの言葉の本質を何にも分かっていなかったことを知りました。


ああ奥深い。
ああ楽しい!!!

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畑の隣には、親子のねこちゃん。お母さんが動かすしっぽを捕まえようとして、ぴょんぴょんはねて遊ぶ子どもたち。
のほほん~。

棚栽培の畑だったので、ずっと上を向いていたこの日。途中で何回か首がもげました。

今の心配事は、来週予約してある整骨院の首ぐりぐり。

# by wineID | 2019-05-30 17:13 | ワイナリー

ミスチルに元気をもらう日曜日。

名古屋に行ってきました。気づけば10年以上ファンをしているMr.Childrenのコンサートです。
この日が来てほしいような、来てほしくないような。
人ごみに混ざって歩いていくと・・・
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ドアラ!
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ナゴヤドームにやってきたぁ!という感じ。
なにかしら頑張るみたい。その感じがいいね~。

今日は名古屋公演最終日&ドームツアー最終日なので、桜井さんの気合もすごい。
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1曲目から、これまでに感じたことのないくらい感情をこめているのが伝わってきて、
号泣です。

デビューからもうすぐ30年以上になろうとしているのに、
まだできることがあると葛藤し続ける桜井さんの言葉は本当に美しくって、勇気をもらえます。

「また日常に戻ると、大変なことがたくさんあると思うけれど、
その課題を一つでも解決して、新しくなったみんなとまた会えることを楽しみにしています。
こうやって僕たちの歌を聞いてくれるみんなの背中を押すことができたら、こんなに幸せなことはないです。
そのために、僕たちは音楽をやっています。僕たちは生きています。」

号泣です。

引退していく同世代のスポーツ選手や歌手の人たちのニュースに焦りを感じるという桜井さん。
だからこそ、この場所に立てることを本当に感謝しているんだという言葉に嘘は全くありませんでした。
今回のツアータイトル”Against all gravity"には、抗えないものに抗うという意味が込められています。
それは年齢だったり、時間だったり。
それを受け入れるのではなく、自分たちなりに挑んでいくという宣誓。
これほど人気があっても、そこに甘んじることなく進むのは、とても大きな使命があるから。

ライブの最後の最後。ステージから降りつつ言った桜井さんの最後の言葉がたまりませんでした。

「それぞれの場所で、楽しんで、頑張ろうね!バイバイ!」


大号泣です。


桜井さんに「私はこんなに頑張ってきたよ!」と胸を張って会えるように、今日からまた頑張るのだ!




# by wineID | 2019-05-27 15:40 | 日常のあれこれ

反射炉ビヤスタンドへ!仕事の後の小旅行。

普段電車に乗る機会が少ないから、電車に乗れるのがちょっと嬉しかったりします。
先日は、仕事終わりで伊豆箱根に乗ってお出かけしました!
さて行先は・・・?
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ルカワイン最寄りの三島田町駅から15分ほど電車に揺られ、
伊豆長岡駅に到着です。
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小学生の頃に姉が長岡の農家さん家にファームステイしたころがあって、その送迎以来久しぶりに降り立った伊豆長岡駅。
(自分のおばあちゃんちも程よく農家なのに、ファームステイした意味って何だったんだろう。爆)

最近は、ラブライヴというアニメの聖地になっているらしく、駅がすごいことになっていました。
そんなことより。

今日の目的はこちら!新しくできた、反射炉ビヤさんのビアスタンドに行くこと!
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プレオープン中にお邪魔させていただいて、今日5月24日がグランドオープンです!
おめでとうございますー!!!!!

伊豆長岡駅徒歩0分。
駅の改札を出ると、タクシーが止まっているロータリーの先に灯りがともったビアスタンドが見つかります。
こじんまりとした温かな雰囲気に、
「今日もお疲れ自分ー!」という気持ちがあふれます。

「目指すのは地域のみなさんも、観光客のみなさんも気軽に訪れられるビアスタンド」と話す反射炉ビヤの稲村さん。
長岡近辺のお豆腐やトマトを使ったおつまみがあり、ここでしか味わえない地元の空気感がとっても素敵!
なんだろう、この心温まる場所は・・・。ぷらりと遊びに来ているブルワーさんにも会えるかも?

ほっこり系反射炉ビアスタンド、おすすめです!


【HANSHARO BEER STAND】
場所:伊豆長岡駅前 徒歩30秒
営業時間 17:00-23:00
定休日 水曜日
カウンター&テラスもあります。


暗闇に浮かぶ、反射炉PRキャラクターのテツザエモン。
笑顔がまぶしいぜ。。。。
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# by wineID | 2019-05-24 17:36 | るかさんぽ♫

儚いからこそ。

「不安を誰かの言葉で解消するのはよくないわ。その不安と戦わないと。」
朝ドラの中で、主人公なつがお世話になっている仕事先の女主人(マダム)の言葉。
ぼーっと見ていたけれど、この言葉がとても気に入って手帳にメモしました。
今週はこの言葉に助けられた気がします。

****

昨日は東京に行って、いくつかの試飲会場をまわってきました。
平日なのにどの時間帯の電車に乗っても満員なので、人口が多いな~と感心します。
(あれ、東京の大学通ってましたよね?)

試飲会の合間に、母の古くからのお友達が営む酒屋さんに立ち寄りました。
母から「あの子のワインショップはすごいよ。」といつも話を聞いていて、いつか行ってみたかったのです。

店内には流行に流されずにセレクトされたワインと共に、驚きのバックヴィンテージの数々。
もう10年以上前のワインも多くあり、そのラインナップは圧巻でした。
このお店がなければ出会えなかったワインたち。
その時の空気や、そのワインを作った人のぬくもりに出会う機会をいただけたことは、本当に感動的でした。
「大切に守ってくれていてありがとう、出会わせてくれてありがとう。」心の中で強く思いました。

それらを見ながら、母が言っていた「あの店はすごい」の意味が分かりました。
そういうワインへの想いを含めての言葉だったのだなぁ、と。

ワインを扱うインポーターが増えれば、流通するワインの種類が増えるのは当然のこと。
だからこそ、味を見極める力と共に「自分の感性を信じること」の重要性を身に染みて思う日々です。

私は人から影響を受けやすく、もろいことを自覚しています。
だから、右から左へと洪水のような流れの中に飲まれてしまうと、気づいたときには戻れない場所に行ってしまうようで、
自分が仕事をするうえで手放してはいけない信念を守ることに必死です。
その必死さに、自分の未熟さも相まって、焦りや不安に負けそうになることもあります。(弱い。。。。)
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この日、私が訪れたこのお店には信じた味わいをまっすぐに届ける気持ちが満ちていました。

”ワインショップに並ぶワインたちの顔ぶれは、そのままその店の個性になる。”
いつも自分の感性にまっすぐに、ワインと向き合っていきたいと思った1日でした。
今感じてる未熟さとしっかり向き合って、うろうろしながら私らしさを見つけられたらいいな、と思いました。

写真のワインは、新井順子さんのファーストリリースのワイン。
このお店の方が「これからのあなたに」とプレゼントしてくださった1本です。

宝物です。



# by wineID | 2019-05-23 17:29 | 日常のあれこれ

5/18 令和最初のワイン会開催しました*

気軽に飲みたいワインを飲もう!をコンセプトに、不定期に開催しているルカワイン主催のワイン会”le petit poisson”。
5/18(土)、ターブルドクドウ さまにて開催いたしました。
毎回テーマを決めていて、今回のテーマは「ペトリュスを飲む」でした。
ずっと寝かせていた87年のものを「ちょっと飲んでみたいよね・・・」という気持ちで決めたテーマです。
なのでいつもより少し高めの会費となりましたが、計10名で行いました。

いつもは店内で行っているのですが、今回はクドウさんのお食事と一緒に楽しみました。
(さすがに店内で飲むワインではないですよね。笑)
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ワインのラインナップはこちら。

1.アンティカ・フラッタ(イタリア)/フランチャコルタ ロゼ2008(マグナム)
2.ローレンス・ファミリー・ワインズ(南アフリカ)/リンディ・カリアン22017
3.シャトー・ペトリュス(フランス)/ペトリュス1987
4. ドメーヌ・ド・シャソルネイ / ニュイ・サン・ジョルジュ 1er クリュ 2006
5. ヴィニヤード・デ・ルカ / VDN バニュルス

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白ワインとして選んだのは、南アフリカワイン。
ローレンス・ファミリー・ワインズのリンディカリアンです。
様々な品種のブレンドによるワインという点と、作り手が若いということ、そして味わいに感じられる躍動感・・・・
わたしが感じる「多様性あふれる南アフリカ」がギュッと詰まった大好きな1本です。
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エチケットに描かれているのは奥さまのスケッチ。
見た目の印象を裏切らない味わいも好きで、このワインにしよう!と決めるのに時間はかかりませんでした。
白に合わせて一緒にいただいたエビがとてもよく合っていて、嬉しかったなぁ。
(ペトリュスを飲んだ後にこのワインに戻ってもしっかり美味しかった!すごくないですか!)

リンディカリアンがきれいな序章となり、次に続くペトリュスへ幸せなバトンパス。
ペトリュスを飲むのは初めて。オールドヴィンテージを抜栓するのも初めて。どきどき。
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開けて驚いたのは、コルクの長さと密度の高さ。こんなコルク初めて見ました。
長期熟成を考えて作られた緻密な計算がこんなところにも。
リコルクしていないのに、30年経ってもこのような良好な状態に驚きました。
(ボロボロになって開けるのに苦労するのを想像していたのです。)
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そして今日の主役、ペトリュス1987年の登場です。
30年以上経っても、未だに「若々しさ」を感じさせる酸味が味わいをしっかり支えています。
パワフルさよりも、上品さ。そして、永遠に続くような長い余韻と、口の中にとどまり続ける華やかな香り。

パーカーポイントが決して高くなかった87年。
しかし、評価とは一体何なのだろうと、様々な思いがめぐる味わいを堪能しました。
瞬発力も大事だけれど、答えを急ぐと大切なことを見失うのは、ワインにこそ言えること。試されているのは、私たちの寛容さ。

裏切らない安定感、王道の品格、ペトリュスという存在。
なんだか、言葉で味わいを表現するのがとても無粋に思えてしまいます。。。

わたしが生まれる前に作られたこのワインが届けてくれるのは、その美味しさだけではありませんでした。
その当時に思いを馳せる私たち一人ひとりの気持ちも入っているようで、ぐっときます。

SNSの流行で、見た目が重視されるようになった昨今。
中身が伴わなくてもモノが売れるようになった時代に、何かを守り抜くことの価値に美しさを感じられる自分でありたいと思いました。

ワインを囲み、温かな人たちの和の中で過ごす時間は何にも代えがたい豊かな時間ですね。
まだまだまだまだ知らないことだらけのワインの世界。
その深淵を垣間見て、少し足がすくみつつ、ワインを仕事にすることの重大さを感じた日でした。

素晴らしいひとときをご一緒してくださった皆様、本当にありがとうございました。
またやりましょうね!


「時を売る仕事」って、なんだかいい響き。




# by wineID | 2019-05-19 16:46 | プティ・ポワソン

ワインが生まれた場所に行く意味。

イタリアワインの第一人者である内藤和雄さん。
『イタリア好き!』に掲載されていた内藤さんのインタビューがとても心に残りました。

「大切なことは何度も会って、何度も土を踏み、何度も風を感じ、イタリア人のアイデンティティを理解し、
造り手のパッショーネを感じることだ。それが世界の中のイタリアワインを語るのではなく、
イタリアの中のイタリアワインを語る上で重要なことでもある。

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イタリアの中のイタリアワインを語る、という文脈。
そんなに多くはないけれどワイン産地を訪問する中で感じていたことを、
すっきりと言葉にして表してくれたようで、すとんと腑に落ちました。

こういう考え方を持ってワインに向き合うことは、本当にチャレンジングなことだと思います。
やらないといけないことがあるのは大変だけど、でも、わくわく!

ふっ、と突然やってくるこういう見つめ直しの機会が嬉しいです。



















# by wineID | 2019-05-18 16:37 | ワイン